VMwareESXは、運用委託を行わずに自社管理を行わないとやはり
仮想化による恩恵を得にくいと感じます。
だからといって、自社運用を行いvSphereにて提供されている機能を
使い尽くせるかと言ったらそんなこともありません。
特に新たに提供された機能は「要注意!」ってことが沢山あります。
ESX単体で動作する機構は、今までの経験上、大きなトラブルを
起こすことは少ないのですが、vCenterや、VMwareが提供する
仮想アプライアンスを使ったとたん、じゃじゃ馬に早変わりすることが
よくあります。
そういったときに頼りになる保守サポートと言いたいところですが
問い合わせサポートは、全くといっていいほど期待できません。
サポートといっても結局、最終的に公開されているKnowlageBaseにたどり着くだけで
たどり着くまでに数週間必要になってしまいます。
このため突然起きたトラブルについては早期に解決できることは
全くといっていいほどありません。
※まだまだ思うことは沢山ありますが、メーカ様にご迷惑がかかるのでこの辺にしておきます。
宣伝のためには、機能を追加していくことはメーカとしては戦略上重要だとは
思いますが、もう少しフェイルセーフの考えに基づき安全性の向上を
図って頂ければと願ってやみません。